ミクロネシアの数学教育

2018年度1次隊シニア海外ボランティアとして、ミクロネシア連邦で数学教育に携わります。

日本からミクロネシアへの荷物

 8月22日にようやく日本からの船便で送った荷物が、ほぼすべてミクロネシアに到着しました。6月9日から6月24日にかけて送ったので、到着まで約2か月かかったことになります。海外に荷物を送ったのは18年ぶりだったこともあり、感覚が少しずれてしまっていることもありましたが、少し気づいたことを書き留めておきたいと思います。

 

 

 やっておけばよかったと思うこと

 荷物を船便で送ってみて、その安さに驚きました。段ボール箱で軽いものであれば日本円で3000円ほどで送ることができました。その安さをいいことに家族3人分の荷物をすべて船便で送ってしまいましたが、これが今回の失敗の大きな要因でした。送った後に気づいたことですが、荷物にはミクロネシアについてからすぐに使うものとそうでないものがあります。今回はこの区別を一切せずに、安さをいいことにすべて船便で送ってしまいました。

 ミクロネシアについてからすぐに、その暑さと湿度とストレスが要因と思われる皮膚の疾患に娘は悩まされましたが、日ごろ使いなれている薬を私は船便の荷物の中に入れてしまいました。ミクロネシアでは手に入らないものなので、私は日本にいる姉にすぐに連絡を取り、航空便で送ってもらうようにお願いしました。それ以外にも、仕事で必要な専門書や子供のおもちゃなど、途上国では入手困難でかつ、到着後すぐに使うものはしっかり計画を立てて区別して、多少金額が高くても航空便で送るべきでした。日本から送った荷物の中でまだ到着していないものは、娘の絵本等を詰めた段ボール箱一つだけとなりました。娘の大切な宝物なので、1日も早く届くことを祈るばかりです。

 

 

 やっておいてよかったこと

 今回は送った荷物の数が16個ととても多かったので、到着したか確認するために郵便局で手続きをした時の控えを全てミクロネシアに持ってきました。この控えを見れば何時、何を送ったか確認できるので、その点ではとてもよかったと思います。到着していない荷物は何か、一目で確認出来て助かりました。 

 

 海外生活に慣れた方であれば、常識のようなことかもしれませんが、今回の反省を今後に生かしたいと思います。