お誕生会
娘が通っている学校は、日本でいうところの年中さんから高校3年生までの生徒が通っており、また、国籍もミクロネシアに限らず様々な国の生徒が学んでいて、年齢、人種、国籍等、非常性に多様性の高い学校です。
ミクロネシアでは誕生日がとても重要なイベントで、先日同僚の子供の誕生会に招待してもらいましたが、その招待客の数やごちそうの量など、その規模の大きさに驚きました。
もうすぐ誕生日を迎える娘のために、クラスでお誕生会をしてもらえることになったのはよいのですが、「子供の誕生日にはクラスメートたちに大量のごちそうをふるまうらしい」とのうわさを聞いて以来、そのような料理はどうやって準備すればいいのか困惑していました。ちょうど先週、保護者懇談会があったので、担任の先生に正直にどうすればいいか聞いたところ、クラスメートにちょっとしたお菓子を持ってきてくれれば十分だと教えていただきました。
しかし、ミクロネシアではなんでもシェアする文化で、料理をふるまうときは食べきれない量を準備することが習慣となっているこの国で、お菓子だけをあげておしまいにすることはできないので、妻がクラスメート分のカップケーキを作ることにしました。焼きあがったカップケーキに、シリアル、生クリーム、チョコレートをトッピングし何とかそれらしく仕上げてみました。
文化や言葉の壁に戸惑い、登園を渋るときもありましたが、お友達と仲良く遊んでいる様子を見ることができ、少し安心しました。